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素敵なクリスマス演出の参考にも!大切な人と見たいクリスマス映画10

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クリスマスの運命を
信じたくなるような
ロマンティックなラブストーリー

Serendipity「セレンディピティ(2001)」

PHOTO:AFLO

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ジョン・キューザック&ケイト・ベッキンセール共演によるロマンティックなラブストーリー映画「セレンディピティ」。幸せな偶然がいくつも重なり心を通わせていく2人の男女を描いています。
 
クリスマスシーズンのニューヨークが舞台ということもあり、一度見たことがあるという方でも、12月になるとまた見たくなる作品です。
 
甘く幸せな気持ちになれるストーリーなので思いきりロマンティック気分を味わいたいという方にもおすすめです。早速、紹介していきます♪

クリスマス前のデパートで
偶然同じものを手にした2

PHOTO:AFLO

「セレンディピティ」とは、幸運な偶然を手に入れること。
 
この映画のジョナサンとサラとの出会いも、クリスマス前のデパートで偶然同じ手袋を手に取ったことから始まります。
 
意気投合した2人は“セレンディピティ3”というカフェでお茶をし、その後、互いの名前も知らないまま別れます。
 
しかし、それぞれ店に忘れ物をしたことからまたすぐに再会を果たします。
 
その2人が別れを惜しむかのように、クリスマスのイルミネーションに彩られたスケート場でスケートを楽しむシーンがロマンティック。
 
出会いの場となったニューヨークの街とクリスマスの相性の良さを感じさせてくれます。

運命を信じる彼女からの提案で
互いの連絡先を手放す2

PHOTO:AFLO

サラはとても魅力的な女性のため、当然、ジョナサンは彼女の連絡先を聞き出しますが、せっかく書いたサラの連絡先のメモが風で吹き飛ばされてしまいます。
 
残念そうな顔をするジョナサンに対し、サラはある提案をします。
 
それは、ジョナサンが自分の名前と電話番号を書いた5ドル札を売店で使い、その5ドル札が自分のもとに戻ったら「私から電話をする」というものでした。
 
と同時に、サラも自分の名前と連絡先を書いた本を古書店に売り、その本をジョナサンが偶然手に取ることができたら、再会できるという遊びをしかけます。
 
さらに、サラは「別々のエレベーターに乗って、同じ階数で降りることができたら、また会える」と言ってエレベーターに乗り込みますが、残念ながら2人は時間差ですれ違ってしまいます。

名前も連絡先もわからない
手がかりも見つからず…

PHOTO:AFLO

そのまま別れを迎えた2人は、それから数年後、それぞれ結婚を間近に控えていますが、2人の頭にあるのは“あの日”のこと。互いに名前も連絡先も知らない相手のことが気になって仕方がなかったのです。
 
しかも、ジョナサンはあちこちで“サラ”という名前に出くわし、サラと出会うきっかけとなった手袋の中からレシートを発見したことから、再びサラを探し始めます。

PHOTO:AFLO

一方のサラもジョナサンのことが忘れられず、彼との運命を試すために再びニューヨークに向かいます。
 
とはいえ、手がかりの5ドル札も本も見つからず、広い街の中でそうそう会えるはずがありません。
 
2人はみごとなまでにすれ違っていくのですが、そのすれ違いの繰り返しがピンポイントで描かれていて、観ている私たちの心をドキドキさせてくれます。

いくつもの偶然が重なった
恋の行方は…?

PHOTO:AFLO

そして、ついに迫ったジョナサンの結婚式の日。2人に偶然の女神がほほ笑むのかは映画を観てのお楽しみですが、ジョナサンやサラのようにほんのささいな出会いを単なる偶然と捉えるのか、それとも運命だと感じるのかは本人次第。
 
しかし、この映画を観ていると、たまには運命を信じてもいいのかもしれないと思わせてくれる。そんなステキな“セレンディピティ”がつまったラブストーリーになっています。
 
サラを演じたケイトのスレンダーなスタイルと美しさも見どころですが、ジョナサン役のジョンの困ったような笑顔にキュンキュンしてしまう人も多いはず。ぜひ2人の偶然から始まる恋の行方に注目してみてください。

(馬場英美)

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