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世界が号泣した純愛ラブストーリー
主題歌はエド・シーラン書き下ろし!
The Fault in Our Stars「きっと、星のせいじゃない。 (2014)」
(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
あの人気映画の脚本家が手がけた、感動の純愛ラブストーリー
結婚式では、入場から退場までさまざまなBGMを使用します。音楽は結婚式の雰囲気を大きく変えるので、全曲こだわりたいですよね。
今回ご紹介するのは、映画「きっと、星のせいじゃない。」と、その主題歌「All of the stars」です。イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランが、本作のために書き下ろしました。
作品を観る前に聴いても素敵な曲ではありますが、物語を知ってから聴いた方がより感動的。観る前と後では曲の印象が違います!
「きっと、星のせいじゃない。」は、ティーンエイジャー向けの小説が原作なのですが、映画は大人でも楽しめるようになっています。
ちなみに脚本は人気映画「(500)日のサマー」を手がけたコンビ。ファンにはたまらないですね!
ガン患者集会所で出会った2人
ピュアで切ない恋がはじまる
(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
13歳の頃に甲状腺ガンが発症し、肺にも転移してしまった女子大生のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)は、一進一退をくり返しながら病院と家を行き来する生活を送っていました。
そんな彼女のメンタルを心配した母親は、「友達を作ってほしい」とガン患者集会所に連れて行きます。はじめは仕方なく行っていたヘイゼルでしたが、そこで、骨肉腫で足を失った青年・オーガスタス(アンセル・エルゴート)と出会います。
集会後、ヘイゼルは彼の家へ遊びに行き、お互いの好きな小説を読むことに。
ヘイゼルがおすすめしたのは、ピーター・ヴァン・ホーテンという作家が書いた、がん患者が主人公の小説。そして、作者にファンレターを書いたけれど返事がなかったことをオーガスタスに話しました。
PHOTO:AFLO
後日、オーガスタスがピーターの秘書にメールを送ったところ、返事が送られてきました。そしてヘイゼルも「本の続きが知りたい」とメールを送ったところ、「アムステルダムにお越しください」と嬉しい返事が。
そこでオーガスタスは、難病を患う人たちの願いを1つだけ叶えてくれる財団に、「ヘイゼルとアムステルダムへ行ってピーターに会う」ことを頼みました。
その直後、ヘイゼルは発作を起こして入院したものの、何とか2人はピーターの元へ行くことができました。しかし、そのピーターはとんでもない人物だったのです……。
物語をより感動的に演出する
しっとり切ないサウンド
PHOTO:AFLO
エド・シーラン書き下ろしの主題歌「All of the stars」は、すべての物語が終わった後にエンディングで流れます。切なくきれいなメロディーに最後の最後まで感動の嵐です。
結婚式で使うなら、両親へ手紙を読む感動的なシーンがぴったり。ただでさえ泣けてしまう花嫁さんの手紙にこの曲が加われば、ゲストたちも号泣してしまうかもしれません!
PHOTO:AFLO
映画では、ヘイゼルと両親との絆が描かれたシーンもいくつか登場します。その場面を思い出しながら、今まで育ててくれた両親に感謝の言葉を贈りたいですね。
また、この曲の歌詞はヘイゼルとオーガスタスに焦点を当てているので、新郎新婦のなれそめ紹介ムービーのBGMとして使ってもいいかもしれません。2人のラブストーリーがちょっと感動的なものになりますよ。
加えて、結婚式はゲストたちに感謝の気持ちを示す場でもありますよね。もしゲストの席を回る演出をする予定があるのなら、そのBGMに使用するのもおすすめです。ゲストの心にぐっと来る式になること間違いなしですね!
若い主人公たちの切ない恋
改めてパートナーへの愛情を確認できるかも?
PHOTO:AFLO
日本でも病気をテーマにしたラブストーリーはいくつもありますが、この作品が他と違うのは、ただ感動できるだけの物語ではなく、もっと哲学的な部分にもしっかり焦点を当てているところです。
ヘイゼルはとても賢く、深く物事を考えられる女の子です。人から忘れられることが恐ろしいというオーガスタスに「人間が何かを忘れることは必然」と言い放つなど、なかなか鋭い意見を持っています。
彼女はただ恋愛をしているだけではなく、自分の死を常に身近に感じながら、彼にも自分にも向き合っています。
彼らが拙いながらも相手のことを思いやる姿を見れば、改めてパートナーへの思いを確認することができるのではないでしょうか?
ぜひティッシュを用意して、映画をご覧くださいね!