英国ガーデンパーティ風結婚式！
自然に囲まれた
美しい雰囲気に癒される

The Big Wedding「グリフィン家のウエディングノート（2013）」

ラブコメ史上最大ハチャメチャ結婚式！舞台は女子の憧れガーデンウェディング

自然に囲まれた会場を、自分の好みにレイアウトできることで人気のガーデンウェディング。

日本でもこのスタイルを取り入れる人が増えていますよね。

堅苦しくなく、四季を肌で感じられる野外での結婚式に憧れを持つ人はきっと多いはず！

そんなアナタにチェックしてほしい作品は2013年のコメディ映画「グリフィン家のウエディングノート」。

名優ロバート・デ・ニーロやロビン・ウィリアムズをはじめ、「幸せになるための27のドレス」のキャサリン・ハイグルや「恋とニュースのつくり方」のダイアン・キートンなど豪華キャストが共演した本作は、コメディ史上最大のドタバタウェディングストーリーなんです。

さまざまな騒動が巻き起こる舞台が、素敵なガーデンウェディング。英国の雰囲気がたっぷり漂う式にきっとあなたもメロメロですよ！

浮気性で破天荒な彫刻家のドン（ロバート・デ・ニーロ）と熟年離婚した元妻エリー（ダイアン・キートン）は、10年ぶりにかつてドンと共に建てた家へ足を運びます。

その家には現在、ドンと彼の恋人でありエリーの親友でもあるビービー（スーザン・サランドン）が愛犬とともに暮らしていました。

他にも29歳で童貞の長男ジャレド（トファー・グレイス）、夫と喧嘩中の長女ライラ（キャサリン・ハイグル）、幼い頃にコロンビアから養子に迎えられた次男アレハンドロ（ベン・バーンズ）のグリフィン一家が集結！

彼らが10年ぶりに集結した理由、それはアレハンドロと婚約者メリッサ（アマンダ・セイフライド）の結婚式が近づいてきたためでした。

個性豊かなグリフィン家が久々に集まって一致団結する…なんてことは不可能。そんな状態の中、アレハンドロは重要なことを思い出します。

それはコロンビアから実の母親と妹が式のためにやってくるということ。

厳格なクリスチャンの母親に今の複雑すぎるグリフィン家を見せることはできないと、アレハンドロは当面の間ドンとエリーに夫婦のフリをしてもらうことを提案します。

ビービーは自分の立場がどうなるのか不安がっていたところドンが「夫人二号か？」とふざけたため、彼女は腹を立ててドンのカードを使用し高級ホテルへ家出。

ドンとエリーは嫌々ながら愛するアレハンドロのため、仲のいい夫婦を演じることになります。

ドンは「結婚は夜中の電話のようなもの。ベルがなって目が覚める」と名言を残すほど結婚にいいイメージを持っていません。

そのため8年間付き合い、子どもの継母的存在でもあるビービーにも、未だプロポーズをできないでいました。

一方で長女のライラは夫と喧嘩中。長年子供ができなかった自分を心の中で責めていたのです。

長男のジャレドはコロンビアから来たアレハンドロの妹にアプローチされ、やっと童貞を卒業できるかもしれないと、なにやらウキウキの様子。

そんな複雑すぎる人々に囲まれて行われる結婚式、もちろん順調に進むわけもなく…。

結婚式当日。会場は湖が近く自然に囲まれたグリフィン家。まさにガーデンウェディングに最適な場所で行われます。

親族の衣装は純潔の白と淡いラズベリーカラーの二色で統一したコーディネート。

会場で使われている柱やテーブルクロス、テントの天井に飾られた風船たちも衣装と同じ配色で上品なイメージに仕上がっています。

一方、メリッサのウェディングドレスも、自然に馴染むシンプルなもの。しかしフォーマルさを失うことなく、どこか伝統的なスタイルでもあります。

ヘアースタイルも少しの花飾りだけでとってもナチュラル。彼女のコーディネートはガーデンウェディングに最適。ぜひ参考にしてみてくださいね。

他にも会場にはクラシックの音楽隊と、たくさんのお花たち。

そんなパーフェクトな雰囲気の中、いざ結婚式が始まろうという時、エリーやメリッサの母親の秘密が次々と暴露されてしまったり、ビービーとドンの間で喧嘩が再発したり、もう大変。

穏やかなイメージがあるガーデンウェディング。しかし、本作自体に穏やかなイメージは全くありません（笑）。下ネタ連発で奇想天外なストーリーラインに思わず笑ってしまうこと間違いなし！

本作がガーデンウェディングの会場選びにオススメしたいのは、これだけのドタバタ劇の中でも「素敵！」と思えるほど会場や衣装の美しさが生えているから。

本作で、笑いながら美しいガーデンウェディングの雰囲気に包まれてみてはいかがでしょう。

きっと式場選びの参考になると思いますよ。

（トキエス）