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非日常を味わえる素敵なホテルが満載!新婚旅行先の参考になる映画10

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国内旅行派にイチオシ!
アカデミー賞に輝いた名作

Lost in Translation「ロスト・イン・トランスレーション(2003)」

PHOTO:AFLO

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S・コッポラ監督のお気に入り
「パークハイアット東京」

PHOTO:AFLO

ハネムーンといえば海外旅行のイメージが強いですが、コロナもあったのでまだ海外はちょっと心配・・・と躊躇されている方もいると思います。
 
でも、こんな機会だからこそ、普段はなかなか泊まれない国内のラグジュアリーホテルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
 
東京にはたくさんの高級ホテルがありますが、中でも外資系ラグジュアリーホテルの先駆けとなったのがパークハイアット東京。
 
今年創業29年目を迎える古参でありながら、未だに世界中の人々から愛され、時代を超越した魅力を保ち続ける一流ホテルです。
 
今回ご紹介する映画は、このパークハイアット東京で実際にロケを敢行した「ロスト・イン・トランスレーション」です。
 
ソフィア・コッポラ監督自身がこのホテルの大ファンで、ホテルでの撮影許可が下りることが映画製作の絶対条件だったと語る思い入れの強い作品。
 
そんな監督のホテル愛は劇中で存分に表現されていて、抜群の眺望やアート、光で彩られたホテルの魅力が余すことなく映し出されています。
 
現在も撮影当時と変わらない魅力を放つパークハイアット東京なので、本作で疑似宿泊体験をしながら、ハネムーンの予習にぜひご覧くださいね!

異国の地・東京で出逢う
孤独な男女の淡いロマンス

PHOTO:AFLO

本作は、「マリー・アントワネット」や「SOMEWHERE」で知られるソフィア・コッポラ監督が、自身の体験を元に描いた自伝的映画です。
 
スカーレット・ヨハンソン演じる主人公のシャーロットは監督自身、シャーロットの夫は元夫のスパイク・ジョーンズがモデルで、監督の実際の友人も出演しているとてもパーソナルな内容なんだとか。
 
アカデミー賞にも輝いた脚本で語られる実体験は、監督の過去を盗み見しているようでちょっとドキドキしますが、まずは簡単にあらすじをご紹介しますね。
 
CMの撮影でひとりアメリカから東京に来た落ち目の俳優ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)。
 
言葉の通じない撮影にストレスを抱え、さらにアメリカにいる妻とも上手くいっておらず、ホテルで孤独な時間を過ごしていました。
 
東京と福岡で仕事があるカメラマンの夫に付いてきた新妻シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)は、連日仕事で忙しい夫に構ってもらえず、ひとりホテルの部屋で寂しさを持て余していました。
 
互いに夜眠れなくなっていたふたりはホテルのバーで顔を合わせ、言葉を交わすように。
 
かなり年の差はあるものの、孤独を埋め合う話し相手として、少しずつ親密になっていきます。

PHOTO:AFLO

そして、シャーロットの夫がひとりで福岡へと立った夜、シャーロットは東京の友人とクラブで会う約束をし、ボブにも声をかけます。
 
クラブからバーやカラオケなど、みんなでたくさんの店をはしごしながら朝まで東京の街を楽しんだふたり。
 
グッと絆が深まり、東京の街にも慣れ始めたふたりはもっと多くの時間を一緒に過ごすようになり・・・。

別格の非日常体験が味わえる
ラグジュアリーホテル

PHOTO:AFLO

劇中でボブとシャーロットが多くの時間を過ごすパークハイアット東京は、1994年に新宿パークタワーの39階から52階に開業した高層階のラグジュアリーホテルです。
 
バブル期の高級ホテルとは一線を画す優雅で独創的なデザインで、特別な非日常体験をしたいハネムーンの利用にとってもオススメ!
 
劇中にはホテル内の様々な場所が映されているのですが、映画が製作された20年前と今ではデザインが変わっているのでは?と気になりますよね。
 
でも、パークハイアット東京では開業してからほぼ何もデザインを変えていないので、劇中で使われた部屋や場所をそのまま体験することができます!
 
じゃあ、約30年間も変更がないなら相当古いのでは?という別の疑問も沸いてくるかと思いますが、それは本作を観れば一目瞭然。30年経っても全く古さを感じない、考え抜かれた素晴らしいデザインにきっと目を奪われると思います。
 
では、本作を観る前に少しだけ、いくつかのシーンをピックアップしてホテルの魅力をご紹介しますね。

PHOTO:AFLO

映画の冒頭部分でボブがホテルに到着してたくさんのホテルマンから挨拶される場所。また、最後にホテルを立つ際にも登場するのが41階のロビーフロアです。
 
続いて、大きさの違うボブとシャーロットの各部屋が映りますが、パークハイアット東京ではどの部屋も45㎡以上あって広々としています。
 
壁一面の窓からは東京の街が見渡せるパノラマビューが楽しめ、夜景を眺めるロマンチックなひと時は新婚さんにぴったり。シャーロットのように景色をみながらお風呂に入れる部屋もあるので、要チェック。
 
ボブとシャーロットが出会うバーは、洗練されたランプが彩る上質な空間で、宝石のように煌めく夜景やグランドピアノの生演奏を聴きながら、優雅にお酒が楽しめます。ボブとシャーロットが並んで語らうように、大切な人とゆっくり贅沢な時間を楽しんでみては?
 
そのほかにもボブが使うプールやジム、巨大なジャグジーを備えたスパ施設なども備わっていて、ずっとホテル内にいても快適な時間が過ごせそう。

PHOTO:AFLO

これから大切な人とたくさん旅行に行かれると思いますが、ハネムーンと呼ばれるのは結婚生活で1度だけ。その特別な機会を一生の思い出にしてくれるホテルステイを楽しんでくださいね。
 
また、“ガーリー・カルチャーの祖”ソフィア・コッポラ監督のフィルターを通して描かれる、まったく新しい東京の表情やビル・マーレイの可愛いイケおじっぷりなど、ツボつくポイントが他にもたくさんあるので、そちらもお楽しみに!

(木村みずほ)

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