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自然の森と緑に
包まれたナチュラルな
イメージならおまかせ！

真実の愛とは何か、
アンジェリーナ・ジョリー主演のファンタジー

ヘアメイクの参考になる映画10でも一度ご紹介している本作「マレフィセント」は、妖精たちの住む森のような国が舞台。
 
有名な童話「眠れる森の美女」の実写化で悪役のマレフィセントにスポットライトの当たった本作は、少し知っている物語とは異なります。
 
幻想的で美しい国「ムーア」は、最近はやっている森をイメージしたウェディングやナチュラルなイメージの装花などのアイデアが浮かびそうです。

マレフィセントの幼少期はなんと妖精！魔女ではなかった！？

PHOTO:AFLO

マレフィセントは大きな角と翼を持った妖精で、折れた枝を魔法で直すなど優しい心を持った少女でした。
 
不思議な生物が住む緑豊かな森のムーア国に、ある日、人間の男の子ステファンが迷いこみます。
 
宝石池から1つ宝石を取ったステファンはそれを返し、マレフィセントと友達になり友情を育む2人。
 
マレフィセントが16歳の誕生日のとき、ステファンは「真実の愛のキス」をプレゼントしました。

野心や欲望の虜になり心変わした彼と傷ついたマレフィセント

PHOTO:AFLO

数年後ステファンは心変わりをし、マレフィセントよりも人間界の野心や欲望の虜になり会いに来なくなります。
 
1人になると度々ステファンのことを想っていたマレフィセントですが、敵対する隣国の王様が多くの家来を引き連れムーアを襲撃。
 
最強の妖精となりムーアの守護者でもあったマレフィセントは、気を取り直し他の住人と協力し戦い、王に重傷を与え追い払います。
 
どうしてもムーア国の財産をあきらめられなかった王は瀕死の中、マレフィセントを討ち取ったものに姫をめとらせ王座を譲ると約束。
 
ステファンはその言葉を聞き、マレフィセントに会いにきます。何も知らない彼女を騙し、大事な翼を奪ったステファンは王の座を得たのでした。

姫が誕生し、心ない対応に怒ったマレフィセントの復讐

翼を失い心身ともに傷ついたマレフィセントは人間に襲われていたカラスに魔法をかけ家来ができます。

PHOTO:AFLO

カラスにステファンの様子を見に行かせ、王冠が欲しくて自分の翼を奪ったことを知ったマレフィセントは激怒し、自分もムーア国に王座を作りました。
 
ほどなくしてお城では待望の姫が生まれます。王と妃の間に子供が生まれたことを聞き一瞬悲しげな瞳を見せたマレフィセントは、実際に会いにいきます。

PHOTO:AFLO

そして姫に16歳の誕生日に永遠の眠りにつくという呪いをかけます。しかしステファンが懇願し、「真実の愛のキス」を受ければ目覚めると付け足します。
 
ステファンはなんとか姫を守ろうと妖精に預け、自分はマレフィセント討ち取ろうと躍起になっていきます。

妖精のつたない子育てを見守る、マレフィセントとカラス

まったく子育てに向いていない妖精3人を見かねたマレフィセントとカラスは、こっそりと見守り子育てを手伝います。

PHOTO:AFLO

美しく育った姫・オーロラは、幼いころからマレフィセントとカラスの存在に気付いていたと言い、一緒に住みたいと打ち明けます。
 
マレフィセントもオーロラに呪いをかけてしまったことを悔やみ、なんとか解こうとしますが強力な呪いを解くことが出来ません。
 
真実を知ったオーロラはマレフィセントに怒り、王に会いに行き、そして呪いのため眠りについてしまうのでした。

PHOTO:AFLO

ほとんど森で過ごしていたオーロラがどのようにして真実の愛のキスをもらうことが出来るのか、ぜひ本編でご確認くださいね。

幻想的で明るい森もいいけれど、彩度の低めな森もいいかも！

PHOTO:AFLO

鮮やかなグリーンに色とりどりの花々が印象的なムーア国。会場の装花でも森っぽさをイメージするのがはやっているようなので、緑を多めに使うとフレッシュな印象になりそうです。
 
対して映画を観ていてよいかも知れないと思ったのがダークファンタジーをイメージしたもの。
 
マレフィセントが怒りのあまり森の雰囲気を一変させてしまったシーンでは枯れ木の線のかっこよさが見て取れました。
 
また、マレフィセントとオーロラが語り合うシーンなどを取り入れて、白いお花にライトが当たるようにしたり、イルミネーションのように小さい光を使ったりと工夫できそうです。

PHOTO:AFLO

一風変わった現代のディズニーの「真実の愛」について描かれた本作、ぜひ確認してみてくださいね。

（じぇみじぇみ子）