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人生いろいろ、幸せの形もいろいろ!さまざまな家族の姿を描く映画ベスト10

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1日限定の“YESデー”が
家族の絆を強くするコメディムービー

Yes Day「YESデー 〜ダメって言っちゃダメな日(2021)」

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ジェニファー・ガーナー主演
温かくも笑って楽しめる家族の物語

「あまりうるさく言って嫌われたくないけれど……」と思いながら、わが子を心配するあまり、つい「あれをしちゃダメ」「これをしちゃダメ」と言ってしまう。
 
そんな“お母さんあるある”を描いた「YESデー ダメって言っちゃダメな日」は、とても温かく明るい気持ちになれるNetflixオリジナルのファミリーコメディです。
 
エイミー・クラウス・ローゼンタールとトム・リクテンヘルドによる児童書「Yes Day!」が原作になっていて、主演をジェニファー・ガーナーが務めています。

子どもを心配して「ダメ」と言い続けた母 家族間でギクシャクした空気が流れ……

結婚する前は何にでも「イエス」と答える前向きな女性だったアリソン(ジェニファー・ガーナー)。しかし、愛する夫カルロス(エドガー・ラミレス)と結婚し、3人の子どもの母親となった今は、子どもたちに「ダメ」と言ってばかりの毎日を送っています。
 
14歳の娘ケイティ(ジェナ・オルテガ)が「友達と音楽フェスに行きたい」と言っても、もちろん「ダメ」。どうしても行きたいなら「ママも一緒に行く」と言って、ケイティをうんざりさせてしまいます。
 
そんなある日、学校の先生から子どもたちが「母親に縛られている」と訴えていたことを聞いたアリソンは大ショック!
 
それもそのはず、息子のナンド(ジュリアン・ラーナー)が歴史の授業で作ったビデオで、自分のことを「スターリーン、ムッソリーニに続く独裁者」と呼んでいたのですから、アリソンが落ち込むのも当然のことでしょう。
 
しかも、夫のカルロスは子どもたちに嫌われたくないからか、「ママがYESと言うならいいよ」と言うばかりで、子どものことはアリソンに任せっぱなしなのでした。

家族みんなで“YESデー”を
目一杯楽しむ!

自分だけが悪者になっていることに納得がいかないアリソンでしたが、6人の子どもを育ててきたという先生から「1日子どもたちの言うことを何でも聞く“YESデー”を設ける」ことを提案され、それをやってみることにします。
 
当然、子どもたちは「その日だけは自分たちのお願いを5つ叶えてくれる」と聞いて大喜び。
 
そうして始まった“YESデー”では、アイスの大食いに挑戦したり、洗車中に車の窓を開けることにチャレンジしてみたりと、子どもたちは大はしゃぎします。しかし、誰よりも“YESデー”を楽しんでいたのは、母親であるアリソンでした。
 
いつもは「ダメ」と言ってばかりのせいか、しかめっ面の多かったアリソンが子どものようにはしゃぐ姿は、とってもキュート!
 
「お母さんもたまには肩の力を抜きたいよね」と思わせてくれて、アリソンを全力で応援したくなってしまうはずです。
 
そこから思わぬハプニングが起こったりもしますが、“YESデー”は結果的に大成功を収めます。

カップル、夫婦はもちろん、
親子での鑑賞もおすすめ!

子どもたちの“親離れ”、親たちの“子離れ”がテーマになっている作品はほかにもたくさんありますが、この映画はテンポが良く、最後までハートフルな物語が展開されるので、とても見やすい作品になっていると思います。
 
子どもたちとの向き合い方を学ぶには、とてもいいテキストになりそうです。
 
ちなみに、アリソンを演じるジェニファー・ガーナーもプライベートでは3人の子どもたちの母親です。ジェニファーが普段はどんなママなのか、想像しながら観るのも楽しいかもしれませんね。

(馬場英美)

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