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すれ違いが多い時、なかなか会えない時に!遠距離恋愛を乗り越える映画10

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“運命の恋”は実在するはず!
遠距離恋愛の心強い味方

SERENDIPITY「セレンディピティ(2001)」

PHOTO:AFLO

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運命の出会いはきっとあるはず!
常識ではありえない奇跡を信じたくなる

「運命の出会い」。それは映画やファンタジーの中でしか存在しないと諦めてしまうほど美しいものですね。
 
一方で、「運命の出会い」なんてあるはずがないと奇跡を信じることすら恥ずかしいと思ってしまう人も少なくないでしょう。
 
とくに遠距離恋愛中は、そんな“願掛け”みたいなものにすがりたくなるし、“奇跡”を無理やりにでも信じたくもなるはず。
 
そんなツライ遠距離恋愛の強い味方になってくれる映画を今回はご紹介します。
 
2002年に公開された「セレンディピティ」です。

映画のタイトル「セレンディピティ」は成功へのカギとなるおまじない!

PHOTO:AFLO
 映画の内容にふれる前に、本作のタイトルについてちょこっとお話しましょう。

本作のタイトルにもなっている「セレンディピティ」とは、 “予測していなかった偶然によって運び込まれる幸運”や、”偶然手に入れる幸運のパワー”を意味する言葉。

偶然を奇跡ではなく、「力」として表した言葉で、科学者たちも利用するのだとか。
 
そのため一種の能力として捉えている人もたくさん。自己啓発本やビジネス書などにも数多く登場する言葉なんです。
 
本作はそんな不思議な力を題材にしたラブストーリー。運命は必ず実在するというメッセージをもらえるほっこりとしたラブストーリーで、遠距離恋愛の強い味方になってくれる一本です。

舞台はクリスマス前。
デパートで偶然で出会った2人は恋に落ちる

PHOTO:AFLO

本作の舞台は、クリスマス5日前のデパートメントストア。

クリスマスプレゼントを求めたくさんの人で賑わう中、黒のカシミアの手袋に目をつけたジョナサン(ジョン・キューザック)でしたが、偶然、サラ(ケイト・ベッキンセイル)という女性もその手袋を手にとったことで意気投合します。
 
2人は奇跡的な出会いをした後、楽しくロマンティックなひとときを過ごします。

サラが気に入っているカフェ「セレンディピティ」でカフェを楽しんだ二人。そこでサラは、「運命の出会い」を信じていることをジョナサンに明かします。

PHOTO:AFLO

楽しい時間はあっという間に終わり、別れを惜しむジョナサンにサラはあることを提案。
 
それはジョナサンが自分の5ドル札に名前と電話番号を書き、サラがそれを使って売店で買い物をします。もしその5ドル札がサラのもとに戻ってきたら、連絡するというもの。
 
サラも同様に自分が持っていた本に名前と電話番号を書き、翌朝古本屋さんに売るといいます。
 
お互いの手元に戻ってくるなんて不可能にも近い提案ですが、サラは「もし見つけることができれば運命の扉は開く」とジョナサンに言い、別れを告げます。

数年後、お互いには婚約者が。
しかし
2人は運命を信じ続けていた!

PHOTO:AFLO

そんなクリスマスから数年後、ジョナサンは恋人のハリー(ブリジット・モイナハン)と婚約。

一方、心理カウンセラーとして働いていたサラも恋人のミュージシャン、ラース(ジョン・コーベット)から求婚されます。
 
お互いが結婚間近となったとき、2人は数年前のクリスマスを思い出していました。「あの人が運命の人かどうか、最後に確かめたい!」。
 
そんな2人は、親友とともにお互いを探すことに。

あと少しのところですれ違う2人!果たして運命の扉は開かれるのか!?

PHOTO:AFLO

2人はお互いを探すためにニューヨークの街を練り歩きます。

しかし、サラが去ったときにちょうどジョナサンが現れたりと、あとちょっとのところですれ違うシーンが続きます。
 
「なんだかんだ、運命ってやっぱりないんじゃないかな?」「そんなに甘くないのでは?」と思うシーンがたくさんありますが、本作は「運命を信じること」「偶然を大切にすること」が、いかに人生において重要なことか、あらためて気づかせてくれる作品でもあります。
 
最後の最後までどうなるかわからないスリルもありながら、スウィートなラブストーリーでもある作品は、クリスマスシーズンにホットココアでも飲みながら観たい一本。

遠距離恋愛が不安なときに、そっと寄り添ってくれる作品でもあります。

(トキエス)

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