5
華麗なるギャツビーが着こなす!
ラルフ・ローレンの上流階級スーツ
The Great Gatsby「華麗なるギャツビー(1974)」
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED. TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
昔も今も愛される名作!
ある富豪の愛と執念
結婚式は2人にとって一生の思い出。花嫁さんの衣装だけでなく、旦那さんの衣装にもこだわりたいですよね。
そこで今回は、スーツやタキシードの参考になる映画として、「華麗なるギャツビー」をご紹介します。
2013年にレオナルド・ディカプリオの「華麗なるギャツビー」が公開され、話題になりましたが、今回ご紹介するのは、ロバート・レッドフォード演じる1974年のバージョンです。
本作では、ファッションブランドのラルフ・ローレンが衣装を手がけていて、この作品をきっかけに有名になったとも言われています。
季節は暑い夏ですが、それでも暑苦しくないスーツの数々が登場するので、夏に挙式予定の方にもぴったりです。
また上流階級の人々が集まって踊る絢爛豪華なパーティーシーンは、二次会の衣装の参考にもなるので必見ですよ!
愛した人は金持ちと結婚
果たして彼女を取り戻せるのか
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
ある豪華な邸宅の隣に引っ越してきたニック。
その邸宅では、週末になると大勢の人が集まって盛大なパーティーが開かれていました。
ある日、屋敷の主人であるギャツビー(ロバート・レッドフォード)からパーティーに招待され、その日から友人として交流するようになります。
あるときニックは、ギャツビーがデイジー(ミア・フォロー)と会いたがっていることを知ります。デイジーはニックの親戚で、ギャツビー邸の対岸に住んでいる女性です。
実はギャツビーは、昔の恋人だったデイジーとまた再会するために、週末パーティーを開いていたのでした。
かつてギャツビーが戦争に赴いている間、待っていると誓ったはずのデイジーは、金持ちの男・トムと結婚してしまいました。
苦しんだギャツビーは上流階級のデイジーに近づくため、富豪となって戻ってきたのです。
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
ニックの助けがあって再会したギャツビーとデイジーは以前のように惹かれ合っていきます。
実は、デイジーの夫トムは不倫をしており、デイジーはつらい日々を送っていて、その状況がさらにデイジーの心を揺さぶりました。
しかし2人の関係に徐々に気づき始めたトムは、あるときギャツビーと口論になり、それに取り乱したデイジーは部屋を飛び出しました。
追いかけていくギャツビーですが、そのとき、ある事件が起こります……。
ピンクのスーツにタキシード
普遍的なデザインを参考に
時期が夏というだけあって、出演者のみなさんはいつも汗をかいています。
スーツ姿なのに、それでも暑苦しく感じないのは、ラルフ・ローレンのクラシックで上品な衣装のおかげかもしれません。
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
まず、最も印象的なのは、ギャツビーが着ているライトピンクの麻のスーツ。こちらは二次会やパーティー用として参考になりますね。
ピンクのスーツというと、着こなしが難しいイメージがあるかもしれません。
しかし、ラルフ・ローレンの色使いやシンプルなデザインは、ピンクのスーツでも派手さを感じさせず、ちょうどいい存在感を放っています。
また素材が麻ということもあり、夏らしい爽やかさがあるので、ガーデンパーティーなどにもぴったりです。
そしてギャツビーの邸宅で行われるパーティーシーンでは、タキシードを来た人がたくさん!
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
中でもやはりギャツビーのタキシード姿は、シルエットや小物使いにもこだわっていて、断トツにかっこよく、目を引きます。
映画の公開は1974年ですが、どの衣装も決して古いデザインというわけではなく、今も昔も変わらない普遍的なデザインです。ぜひ注目してみてくださいね。
衣装デザイン賞受賞!
ラルフ・ローレンにぜひ注目を
上流階級の人々にフォーカスした作品なだけあって、上質な衣装がたくさん出てきます。
男性の服だけでなく、女性たちの服も素敵なので、一緒にチェックしてみてもいいですね。
(C) COPYRIGHT 1974 NEWDON COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
また、この作品は第47回アカデミー賞衣装デザイン賞に輝いています。
受賞したのは衣装担当だったセオーニ・オルドリッジという人物ですが、彼女はもちろん、彼女に協力したラルフ・ローレンの両者の力があってこその受賞です。
シンプルで洗練されたデザインのタキシードは、時代に左右されない鉄板アイテム。
夫婦2人が特別になる日には、最上級の衣装を身にまといたいですね。