新婚旅行の準備をする!どんな手続きが必要なの?
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新婚旅行で海外に行くとなると、パスポートやクレジットカードの準備は大切。
結婚して戸籍や名前が変わっていると、いろいろな手続きが必要です。
「どんな手続きをすればいいんだろう」
と疑問に思っている人もいるかもしれませんね。
新婚旅行を申し込むにあたって手続きが必要なものや、手続きの流れを紹介します。
パスポートの準備
パスポート
まずパスポートで確認したい項目は名前です。
結婚したことで名前が変わると、パスポートの名前も変更することになります。
パスポートの名前を変更する方法は2つ。
1つ目はパスポートを新規発行する方法。
2つ目は持っているパスポートに、名前の変更などを反映させる記載事項変更旅券を申請する方法です。
それぞれどのように違うのか見てみましょう。
記載事項変更旅券を申請する方が、パスポートを新規発行するよりも手数料が安くなっています。
また、発行までに必要な期間も記載事項変更旅券を申請する方が短いようです。
ですので、パスポートの有効期限がたくさん残っている人は、記載事項変更旅券を申請した方がいいかもしれませんね。
どちらの方法も必要な書類は同じですが、戸籍謄本などの書類の準備には1週間ほどかかるので、余裕を持って用意するようにしましょう。
必要な書類の詳細はこちらのページを参考にしてくださいね。
外務省ホームページ
国内及び国外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類
国によっては、パスポートの有効期限が一定以上でないと入国できないという場合があります。
パスポートの名前に変更が無いという人も、有効期限を確認して、必要であれば新規発行の手続きをしておきましょう。
パスポートが用意できたら
パスポートの準備ができても、旅行先によってはパスポート以外の申請が必要になることがあります。
例えば、ハワイやグアムなどのアメリカ圏に行く場合や、乗り換えでアメリカを経由する場合はESTAの申請が必要です。
ESTAとは、アメリカに渡航するための事前審査のこと。
出発の72時間前までにESTAの申請を済ませておくようにしましょう。
また、国によってはビザを取得する必要があるので、事前に調べておいてくださいね。
航空券は大丈夫?
パスポートの準備ができたら、次は航空券のチェックです。
航空券のチェックを行うときに大切なのは、パスポートと航空券の名前が一致しているかどうか。
パスポートと航空券の名前のスペルが1文字でも違うと飛行機に乗ることができないようです。
例えば、入籍前に新婚旅行を旧姓で予約し、入籍後にパスポートを新姓へ更新してしまうと、パスポートと航空券の名前が一致しません。
ですので、入籍前で名前が変わる前に新婚旅行を予約する場合は、あらかじめ新姓で予約しておいた方がよさそうです。
もし、旧姓で予約した場合はパスポートを更新せずに、パスポートと航空券の名前が一致するようにしましょう。
お金の準備も大切
現地に着いてから使うお金の準備も出発前にしておく必要があります。
海外で料金の支払いにクレジットカードを使いたい人や、キャッシュカードでATMから現金を引き出したいという人もいますよね。
キャッシュカードやクレジットカードは会社によって旅行先で使えるかどうかが異なるため、事前に確認しましょう。
旅行先で使うことのできない会社の物であれば、使うことのできる会社で新しく作る必要があります。
次に、キャッシュカードやクレジットカードの名義。
クレジットカードとパスポートの名前が一致していないと、カードを使った際にトラブルになることもあるようです。
名前が変わった場合はクレジットカード会社に名義の変更を申請しておきましょう。
その他に準備しておきたいこと
海外旅行保険
その他に準備しておきたいことの1つに、海外旅行保険が挙げられます。
旅行先でケガをしたり、病気になってしまったりしたときに備えて申し込むものです。
旧姓か新姓のどちらで申し込むのかは保険会社によって異なるため、申し込む予定の保険会社に確認しておくようにしましょう。
免許
新婚旅行先で車を運転する場合、国際運転免許証を発行してもらうことになります。
国際運転免許証を発行するためには、パスポートと現在持っている日本の運転免許証の名前が同じであることが必要です。
ですので、国際運転免許証を発行してもらうのであればパスポートの更新と一緒に、免許証の更新もしておくようにしましょう。
予防接種
アフリカや南アメリカの一部地域では、黄熱病の予防接種証明書を提出しないと入国できない国があります。
黄熱病の予防接種証明書は「イエローカード」と呼ばれ、1度取得すれば生涯有効とのこと。
旅行好きなカップルはこれを機に受けておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
パスポートを用意する方法には新規発行のほか、名前の変更などを反映させる記載事項変更旅券の申請がありました。
どちらの方法にするのかは、パスポートの残り有効期限を目安に決めると良さそうです。
また、航空券やクレジットカードは、パスポートと名前を合わせておくことがポイント。
他にも、免許証や保険の申し込みも名前を一致させておくことが大切です。
必要な手続きをしっかり済ませて、新婚旅行を慌てずに楽しむことができると良いですね。
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