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正反対な性格の
新郎新婦に贈りたい！
ラブコメでステキなセリフを発見！

違うからこそ相性ぴったり。お互いにダメな部分を補うカップル

 2002年に全米で大ヒットとなった「トゥー・ウィークス・ノーティス」からは哲学者でヨガの指導者が残した名言をご紹介します。

とても性格が似ているカップルと全く違うカップルがいると思いますが、この映画からご紹介するフレーズは「正反対」な要素をもつ新郎新婦さんに最適です！

映画自体も大人の男女が純粋に恋する気持ちが描かれていてホロリときます。いくつになってもこういう部分は変わらないものですよね。

主演はヒュー・グラントとサンドラ・ブロック。ひょうひょうとした印象のヒューと、真面目そうなサンドラのコンビネーションが役にもお話もピッタリです！

「友は近くに、敵はより近くに」のつもりが恋に落ちてしまったら

大手不動産会社の御曹司ジョージ（ヒュー・グラント）は、ハンサムで軽めなトークが得意の人気者。実際は兄が指示を出していて中身の伴った弁護士を探すよう言われてしまいます。

そんなとき歴史的に価値のある建造物を守りたい熱血弁護士のルーシー（サンドラ・ブロック）が愛する公民館が取り壊しになる可能性を知りジョージに会いに来ます。

ジョージはハーバード卒で、インタビューのコメントのアイディアをくれたルーシーを気に入り、その場で会社の顧問弁護士としてスカウト。

抗議に行ったはずのルーシーはお金儲け主義の会社に入ることを母親から止められますが、父親からのアドバイスで心を決めます。

そのアドバイスはゴッドファーザーなどでも使われた孫子の兵法書に出てくる格言「友を近くに置け、敵はもっと近くに置け」です。

公民館を守るには会社に入るしかない！とラフな服装で活動していたルーシーはバッチリとスーツを着こなしバリバリと仕事をしていきます。

息は合うけど、あまりのワガママに耐えきれない！仕事やめます！

それから10か月ほど、深夜に電話がかかってきたり、大親友の結婚式の最中に呼び出されたりとジョージのワガママに振り回されたルーシーは辞職を決意。

公私ともに頼り切りだったジョージはなんとかルーシーを手放したくないと思うものの、ルーシーのお願いを聞き入れることにします。

ルーシーも後任を探す中で嫉妬したり、何気ないジョージの行動に傷ついたりするうちに自分の気持ちに気づきます。このシーンには思わずもらい泣きしてしまいました…。

「正反対のものこそが、自分を完全にしてくれる」

なんであんな人を好きになってしまったのか？と、悩むルーシーに親友がかけた言葉は、ヨガ指導者で思想が人気と噂のヨガナンダの格言です。

励ますようなシーンで使われていましたが、新しい家庭を築く新郎新婦へ贈る言葉としてもしっくりくる名セリフですよね。

この映画はダメなところをお互いが補い、それに助けられているようなシーンがいくつも描かれているのでイメージがわきやすいかも知れません。

素直に気持ちが伝えられなかったジョージと、強がってしまいがちなルーシー。 お互いが歩み寄るようなラストはステキ。スピーチの予定がない方にもおすすめです！

（じぇみじぇみ子）