涙なしでは観られない
”究極の純愛”！愛の言葉に
胸打たれること間違いなし

The Notebook「きみに読む物語（2004）」

泣けるラブストーリーで有名！
何度も観返したいアメリカ映画

結婚式では、花嫁から母へ、上司から新郎へ、新郎から花嫁へなど、スピーチをするシーンがありますよね。

普段は照れくさくてあまり言えないことも、スピーチという場面を借りれば伝えやすいものです。

しかし、いざスピーチ内容を考えようとしても、なかなか上手い言葉が見つからないことがありますよね。そこで今回は、結婚式でのスピーチに役立ちそうなセリフを、映画「きみに読む物語」からご紹介します。

これは2004年に制作されたアメリカ映画で、“究極の純愛”や“奇跡の愛”などと絶賛され、日本でも大ヒットしました。

主人公は「ブルーバレンタイン」や「ラ・ラ・ランド」でも主演を務めたライアン・ゴズリング。ヒロインは「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」のレイチェル・マクアダムスです。

この2人は本作がきっかけで交際していました。その後別れてしまいましたが、プライベートでも愛し合った2人の演技ですから、かなり感情移入できますよ！

アルツハイマー症で過去を思い出せない女性と、同じ療養施設に入寮している男性デューク。彼は女性のために、一冊のノートに書かれたある物語を読み聞かせています。

物語の舞台は、1940年代のノースカロライナ州。ノア（ライアン・ゴズリング）は、別荘に遊びに来た良家のお嬢様・アリー（レイチェル・マクアダムス）に一目惚れし、なかば強引にデートに誘います。そして徐々に距離が縮まり、2人は愛し合うように。

しかし、アリーの両親はノアが肉体労働者で貧しいという理由から、2人の交際に猛反対。強制的にアリーは別荘を去ることになり、2人は口論の末、別れてしまいました。

それからは毎日手紙を書いて送っていたノアでしたが、それはアリーの母親が抜き取り、アリーには届いていませんでした。

やがて戦争がはじまり、ノアは徴兵され、アリーは裕福な弁護士のロンと婚約します。しかし、結婚式の直前、アリーは新聞にノアが載っているのを見つけ、過去にけじめをつけるために、再びノアのもとを訪れるのでした…。

再会したアリーとノアは、熱烈にお互いを求めますが、結局はまたケンカをしてしまいます。

端から見ていると「また会えたのにケンカするなんて、相性よくないのかな？」とすら思えるのですが、そのときにノアが言ったセリフが、とても素敵な名言なのです。

「うまくやるのは難しい。努力が必要だ。でも俺は努力したい。ずっと君がほしいから。一緒にいたいから」

これはノアの愛がとっても伝わってくる名セリフ。「ケンカしちゃうから僕たちダメだね」ではなく、「努力をしたいんだ」と言ってくれるのって、素敵ですよね。

一生を添い遂げるにはお互いの努力は必須なので、それを望んでくれる相手というのはまさに“運命の人”。新郎から新婦へ、または新婦から新郎へ向けたラブレターにも、ぴったりな言葉です。

また、上司など年上の方からのスピーチでも、「お互いに努力を面倒くさがらずに、むしろ望める関係でいてくださいね」など、“人生の先輩からのアドバイス”として使えるのでおすすめです。

もう1つご紹介したいのが、ノアからアリーへの手紙に書かれたある言葉。これは新郎から新婦へのラブレターにぴったりなんです。

「最高の愛は魂を目覚めさせ、人を成長させる。ハートに火をつけ、精神に平安を与える。君がそれをくれた」

新婦へのサプライズとして、新郎からのラブレターを披露することはよくありますよね。このセリフは、そんなシーンにぜひ使ってほしい言葉です。

人前で甘いセリフを言うのが恥ずかしいという方は、「映画を観ていたら、こんなセリフがありました」と、引用の形で披露すると、照れくささが緩和されると思います。

なかなか普段は言えないような言葉だからこそ、特別な日くらいは素直に伝えたいですよね。

今回ご紹介した言葉以外にも素敵な言葉があるので、ぜひティッシュやハンカチを片手に鑑賞してみてください！

（表ひつじ）