非日常を味わえる素敵なホテルが満載!新婚旅行先の参考になる映画10
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どこを切り取っても絵画のよう!
おとぎ話のような世界入り込めるホテル

The Grand Budapest Hotel「グランド・ブタペスト・ホテル(2014)」
PHOTO:AFLO
第87回アカデミー賞4部門を受賞!
どこを切り取っても絵画のような映画
独特な世界観が魅力的なウェス・アンダーソン監督作品。
そんな彼の代表作のひとつが「グランド・ブダペスト・ホテル」でしょう。
ピンクの可愛らしい高級ホテルを舞台にコンシェルジュの男性とベルボーイの男の子の交友を描いた本作は、どのシーンを切り取っても絵画のように美しいのがポイント。
そんな本作、チェコの西部に実在する歴史的なホテル「The Grandhotel Pupp(グランド・ホテル・パップ)」がモデルになっています。
ミステリアスなホテルオーナーが語る「昔むかしあるところに・・・」
PHOTO:AFLO
舞台はヨーロッパにある高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」。ある作家(ジュード・ロウ)は、ホテルオーナーのムスタファ(F・マーリー・エイブラハム)と出会います。
大富豪のムスタファは、毎年このホテルに泊まりに来ているのですか、なぜかクローゼットサイズの使用人の部屋に寝泊まりしていました。
謎めいたムスタファに興味を持った作家は、彼とディナーをして話を聞くことに。
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そこでムスタファは、かつてこのホテルで伝説のコンシェルジュと呼ばれていたグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)との出来事を振り返るのでした。
伝説のコンシェルジュと
新人ベルボーイ
意外なコンビのはちゃめちゃ大冒険
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1932年当時、ホテルを仕切るコンシェルジュのグスタヴは、富裕層のマダムたちの“夜のお相手”もしており、彼目当てに多くの客が訪れていました。
そんな中、常連客のマダム・D(ティルダ・スウィントン)が何者かに殺害されてしまうのです。
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グスタヴは、マダム・Dからの遺言で名画「少年と林檎」が贈られることに。
これに、マダム・Dの家族は納得いかず、彼は遺産相続騒動に巻き込まれてしまいます。
さらに殺人の容疑もかけられてしまったグスタヴは、新人ベルボーイのムスタファとともに、ヨーロッパを駆け巡ります。
本作のモデルになったのはチェコカルロヴィ・ヴァリにある高級ホテル
PHOTO:AFLO
「The Grandhotel Pupp(グランド・ホテル・パップ)」は「グランド・ブダペスト・ホテル」の外観のモデルになったと言われています。
またグランド・ホテル・パップはピンク色の建物ではありませんが、「グランド・ブダペスト・ホテル」と同じように複雑な歴史をもっています。
CBSNewsによると1896年、パップ家はウィーンの建築家たちと協力し、この建物をネオ・バロック様式に変身させたそう。この独特な建築、装飾、そして古き良き時代の魅力は、確実に「グランド・ブダペスト・ホテル」に吹き込まれています。
本作のホテルが「可愛い」秘密
それは手作りのミニチュア模型にあった
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上記で説明したグランド・ホテル・パップからのインスパイアに加え、ウェス・アンダーソン監督は本作で、手作りミニチュアを使ったそうです。
ウェス・アンダーソン監督と彼のチームは、まず自分たちが求めるホテルのイメージを掴むために、国会図書館にあるホテルやトーロッパの別荘地のヴィンテージ写真などをみて研究したそうです。もちろんその研究材料の中には、先ほど紹介したグランド・ホテル・パップのアーカイブもあったのだとか。
その後、模型チームと協力し、ミニチュアを作成。そのミニチュアを撮影するときの風景は、写真的な素材だけに頼らず、19世紀の風景画家カスパー・デイヴィッド・フリードリッヒの絵画にインスピレーションを受けて作られたのだそう。
このように、細かいところにもウェス・アンダーソン監督のこだわりが詰まった本作。ぜひぜひ、可愛らしい雰囲気にどっぷり浸ってみてください。
PHOTO:AFLO
そして、「グランド・ブダペスト・ホテル」に多大なる影響を与えた歴史的ホテルに宿泊するというのは、新婚旅行などの特別な機会にピッタリだと思います。

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