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エレガントなドレスを着たい♡
ハイブランドを狙うなら参考に！

ウェディングドレスは上品でエレガントなものを選びたい♡
そんなアナタへ。

現在、”婚活リップ”として話題になっているイヴ・サンローラン「ルージュ ヴォリュプテ シャイン（口紅）」。

フランスのブランド、イヴ・サンローランはコスメティックをはじめ日本でも長年愛され続けています。

そんな同ブランドの”エレガントで上品”なイメージを、自分の結婚式にも取り入れていみたい！と思う人も少なくないはず。

特にウェディングドレスは少し奮発してでもハイブランドのものを着用したい、と憧れている人も多いことでしょう！

そんなアナタにぜひ観て欲しいのがイヴ・サンローラン財団の初公認作品で2014年に製作された映画「イヴ・サンローラン」。

PHOTO:AFLO

彼の美しいファッションの数々や繊細な心、そして様々な苦悩がたっぷり詰まった本作。

その世界観に触れれば、イヴ・サンローランの真の素晴らしさに気づくことができ、ドレスを着用する際にはきっと満足感が倍増するはずです。

そして、本作には財団が所有している貴重な衣装も数々登場！

どんなドレスを着ようか（どのブランドにしようか）、まだ何も決まっていない人でも参考になる様々なスタイルが登場するので、かなり楽しめる内容に仕上がっています。

21歳でファッション界に衝撃を与えた心弱き天才、イブ・サンローラン

PHOTO:AFLO

舞台は1957年のパリ。

ファッションデザイナーのイヴ・サンローラン（ピエール・ニネ）は初コレクションを成功させ、華々しいデビューを果たします。

クリスチャン・ディオールの後継者としても関心を向けられているほどの逸材だった彼は、とあるディナーで26歳のピエール・ベルジェ（ギョーム・ガリエンヌ）と出会います。

彼らはすぐに恋に落ち、同性愛関係に発展。

イヴ・サンローランの才能に惚れ込んだピエール・ベルジェは公私共に彼を支えていくと決意。

PHOTO:AFLO

心が繊細で傷つきやすいイヴ・サンローランを励ましながらも、資金を必死に集め彼の名前をつけたブランドを設立します。

このことを皮切りに、イヴ・サンローランは次々とユニークで上品なコレクションを発表。一気にファッション業界の頂点へのし上がります。

常に新しいファッションを！
そんなプレッシャーから危険な世界に溺れていく

「常に新しいファッションを」。
そんなプレッシャーに飲み込まれ、精神的に落ちていったイブ・サンローラン。

プライベートな時間が必要と感じた彼はモロッコに別荘を購入します。

しかし、そこで彼はドラッグやアルコールに溺れ、ファッッショナブルな若者たちと連み、危険な夜遊びをするようになるのです。

PHOTO:AFLO

みるみるうちに転落していったイヴ・サンローランを守ったのもピエール・ベルジェでした。

イヴ・サンローランとの喧嘩が耐えなくなり、他の人を愛してしまったと告げられてもピエール・ベルジェはイヴ・サンローランを守り抜くと決意するのでした。

そんな本作、「真実のラブストーリー」としての一面も楽しめます！

「イヴ・サンローラン」を徹底研究。財団協力で貴重なドレスも公開！

PHOTO:AFLO

ちなみに、イヴ・サンローランを演じたフランスの若手俳優、ピエール・ニネは本人のスケッチの描き方や仕草を綿密に研究、そして繊細に再現。

フランスでは公開当初イヴ・サンローラン本人にそっくりなことで話題になり、ピエール・ニネは “フランス版アカデミー賞”であるセザール賞にて最優秀男優賞を受賞しました。

また、ピエール・ベルジェ本人も本作に全面協力し、「モンドリアン」をはじめとするファッション業界に衝撃を与えたアイテムも登場します。

PHOTO:AFLO

物語のラストを飾る「ロシアンバレエ」のコレクション発表まで、イヴ・サンローランは多くのコレクションを開催します。

赤や黒を基調とした華やかなドレスや、純白のウェディングドレスなど、貴重な衣装の数々が登場。

イヴ・サンローランの“モードの帝王”という異名がそのまま投影されたかのようなドレスにあなたも惚れるはず！

愛や苦悩、そしてイヴ・サンローランが名誉とともに手に入れた悲しすぎる孤独をセンセーショナルに明かした本作。

観終わった後にはまるでイヴ・サンローランから「ドレス選びを慎重にすべき」と忠告されているかのようにも感じられます。

また、イヴ・サンローランのショップへ即行きたくなること間違いなし！

給料日前に観るのはちょっぴり危険かも（笑）。

（トキエス）