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秘密のドレス選び!ドレス選びの参考になる映画10

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多彩なエンパイアドレスが
楽しめるキュートな恋愛劇

Emma「Emma エマ(1996)」

PHOTO:AFLO

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柔らかなドレスに可憐な小物
スイートな女の子ワールドを満喫!

ナチュラル派の女の子が大好きなエンパイアドレス。

ふんわりと軽やかな素材感や、女性の体を美しく見せるフェミニンなラインがとってもステキですよね。

今回ご紹介する「Emmaエマ」は、そんなエンパイアドレスのオンパレード!

19世紀のイギリスが舞台なので、登場女性のすべてがエンパイアラインのドレスを着ており、様々なバリエーションを見ることができます。

また、可憐で繊細なジュエリーやリボン、小花を使ったヘアアクセなど、甘いテイストの小物類も参考になるものばかり。

エンパイアドレスをお考えの方には、ぜひ観て欲しい1本です。

チャーミングな魅力を振りまくグウィネス・パルトロウが、おせっかいなお嬢様に扮した恋愛騒動もたっぷり楽しめますよ♪

親切心が空回り!
お嬢様が巻き起こす恋のいざこざ

PHOTO:AFLO

19世紀初頭の美しいイギリスの田舎町。上流階級の令嬢エマ(グウィネス・パルトロウ)は、恋のキューピット役が大好きな女の子。

家庭教師を結婚させた次は、控え目で美人の友達ハリエット(トニ・コレット)とエルトン牧師(アラン・カミング)をくっつけようと画策しています。

そんなエマを年上の友人ナイトリー(ジェレミー・ノーサム)は「いらぬお世話だ」と忠告しますが、エマは知らん顔。

ある日、ハリエットは仲の良かった農夫から求婚を受け、エマに相談。

PHOTO:AFLO

エマは身分の低い農夫との結婚はハリエットにはもったいないと考え、断ることを薦めます。

それを知ったナイトリーは激怒し、「分別を踏みにじることは許されない」とエマを諭しますが、彼女は聞き入れず、ますますハリエットとエルトン牧師を結びつけようとします。

しかし、あるクリスマス・パーティーの夜にエルトン牧師がエマに求愛し、彼女はエルトン牧師の想いを勘違いしていたことを知ります。

親友を傷つけたエマは2度と縁結びなどしないと誓いますが、そこに知人の息子フランク(ユアン・マクレガー)が帰省。

謎めいたフランクはきっと自分のことを好きだと感じたエマは、フランクに惹かれていきます。

が、彼が町を離れている間に気持ちは消え、今度はフランクとハリエットを結び付けようと・・・。

PHOTO:AFLO

「この世で1番ステキなのは、良縁と幸せな結婚」と信じているエマは、自分が大好きな人に幸せになってもらいたくて、縁結びに奮闘します。

ですが、世間知らずのエマは人を見た目や階級だけで判断しがち。

その思い込みで突っ走ってしまうので、端から見れば、親切というより“おせっかい”に映ります。

ん~、正直、あまり関わりたくないタイプの女の子なんですね。

実際、こういう女友達って周りにいませんか?


親切心で心配したり、アドバイスをくれるけれど、「絶対こうした方がいいよ!」って自身の考えを押し付けてくるタイプの女の子。

身近にいれば、ちょっとありがた迷惑な存在なのですが、エマの場合は必死に親友の幸せを願っている純真さが伝わってきますので、どんなに失敗してもニクめない可愛さがあります。

そんなエマが失敗から学んで成長し、自分自身の大切な愛に目覚める姿はとっても感動的!

ウェディングドレスを着て輝く笑顔を見せるエマの姿に、ほっこりとした幸せがもらえる良作です♪

カラーもデザインも多種多様!
バリエーションに富んだエンパイアドレス

PHOTO:AFLO

エマのキュートな恋愛もステキですが、この映画の見どころは何といっても可愛いドレス。

登場する女性がみな、普段でもパーティーでも実に様々なタイプのエンパイアドレスを着ています。

胸の下で切り替えがあり、直線的なスカートラインが特徴のエンパイアドレスは、優美でクラシカルな雰囲気。

縦長を強調するラインなので小柄な方や妊婦さんにも似合うウェディングドレスとして人気を集めていますね。

ウェディングでは純白のエンパイアドレスをよく見かけますが、劇中には白以外のカラードレスも多数登場。

のどかな田園風景に映えるピンクやグリーンのパステル調のドレスは、より甘く優しげなイメージで女性達を美しく引き立てています。

PHOTO:AFLO

また、小花やストライプ、チェックなどの柄入りも多く登場し、袖口や胸元などディティール部分のデザインも多種多様で、こんなにもバリエーションがあるのかと驚くばかり!

もちろんウェディングでもエマはエンパイアドレスを着用していますが、袖と胸元にシースルーのレースをあしらったシンプルなドレスに、ロングベール、小さなクラッチブーケを持った姿はナチュラルな魅力が満開!

「こんな花嫁さんになりたい!」って、きっと多くの女性が憧れてしまうほど、チャーミングな愛らしさに溢れています。

小物使いやインテリアなど、
真似したいポイントがたくさん!

PHOTO:AFLO

エマが身に付けるジュエリーは、耳元で小さく揺れるイヤリングとシンプルなペンダントのみ。

透明感と気品に溢れ、華美な装飾が無い方がエンパイアドレスの魅力を引き立てることがよくわかります。

ジュエリーがシンプルな分、必ず何かヘアアクセをつけているのですが、シニヨンの部分にドレスと同色のリボンを巻いたり、サイドにのみ小花を付けたり、毛先の遊ばせ方を工夫したりと、さまざまなアレンジが。

エンパイアドレスにはダウンヘアもよく似合うのですが、これを観ればアップスタイルにしたくなるかもしれませんよ♪

PHOTO:AFLO

また、さらに真似したいのがストール使い。

エマ達はドレスに合わせたストールを肩にかけているのですが、ドレスとグラデーションにしたり、デザインでワンポイントにしたりとコーディネートの幅がぐんと広がる使い方になっています。

柔らかいストールは、それだけで優しげな魅力をアップさせますので、2次会などでエンパイアドレスをお考えの方はぜひ取り入れてみて下さいね。

また、パーティーや舞踏会のシーンが多い劇中には、ウェディング会場に取り入れたいインテリアもたくさん。

PHOTO:AFLO

エマが挙式を上げるガーデンでは、たくさんの花が飾られたアーチの下をフラワーシャワーで祝福された2人が歩いていき、本当にステキです!!

やっぱり、エンパイアドレスにはガーデンウェディングがよく似合いますね。

エンパイアドレスを着たウェディングの見本ともいえるような本作。

ぜひ何度も見返して、オシャレのセンスを本番に活かしてくださいね。

(木村みずほ)

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