もはや何でもアリな「オリジナル結婚式」がアツい！その実態とは！

オリジナル結婚式とは？

ひとことで言うと、「二人ならでは」の型にとらわれない自由なスタイルの結婚式のこと。

オリジナルウェディングとも呼ばれます。

二人にちなんだテーマやコンセプトを決めて、それに合った会場を選んだり、会場の装飾や演出を工夫したりして、結婚式を作り上げていきます。

新郎新婦の衣裳も、もちろん自由！

定番のドレスやタキシードを選んでも良いですし、会場の雰囲気に合わせてカジュアルにアレンジするのもOK。

自由度が高いオリジナル結婚式は、

「ほかのカップルとはちょっと違う式にしたい」

「堅苦しい雰囲気は苦手。気軽な感じでゲストと一緒に楽しみたい！」

という人におすすめです。

どうやって挙げるの？

「オリジナル」と聞くと、

「もしかして全部自分たちで手作りするの？」

と思う人もいるかもしれませんが、必ずしもその必要はありません。

結婚式を挙げる場所にもよりますが、「オリジナルの結婚式をプロデュースしてくれる会社」に企画や運営をお願いすることが多いようです。

オリジナル結婚式のプロデュース会社は、二人の希望やイメージをもとに

「プランの企画から、会場探し、プログラムの作成、結婚式当日の運営まで」

をサポートしてくれる心強い存在。

担当者と一緒にオーダーメイドで結婚式を作り上げます。

ほかには、個人でオリジナルウェディングを手掛けているウェディングプランナーに依頼したり、挙式したい会場に直接申し込んだり、といった方法があります。

では次に、オリジナルの結婚式の例を見ていきましょう。

1 アウトドア派にオススメ！

キャンプ・BBQウェディング

「自然大好き！」な二人にオススメなのが、キャンプ場での結婚式。

たとえば、

・連なった旗のような「ガーランド」で周りの木々を飾る

・席札などのペーパーアイテムを、青空に似合うポップな色合いにする

といったアイデアで、結婚式らしさをプラスしましょう。

緑に囲まれた会場には、豪快なBBQ（バーベキュー）料理がマッチ。

会場によって、ビュッフェスタイルやシェフに料理を作ってもらうなどアレンジができるよう。

野外フェス風に生演奏の演出を取り入れても盛り上がりそうですね。

運動会ウェディング

「みんなで和気あいあいスポーツを楽しみたい」という理由で「運動会ウェディング」をするカップルもいます。

当日はゲストだけでなく新郎新婦も参加。

複数のチームに分かれて、パン食い競争や綱引きなど運動会らしい種目を盛り込めば、みんな子どもの頃に戻って大騒ぎ。

青空の下、思いっきり走ったり応援したり、ゲスト全員が一体となって楽しめそうですね！

水中ウェディング

水中ウェディングとは、海やプールにダイビングをして挙げる結婚式。

海外のリゾート地や沖縄、一部の水族館などで申し込みができます。

水中でおこなうのでゲストが参加しにくいという難点がありますが、ダイビングや海が好きな新郎新婦にぴったり。

カメラマンに同行して挙式の様子を撮影してもらえば、神秘的な一枚が撮れそうですね。

2 二人の趣味にあわせて

シネマウェディング

シネマウェディングとは、その名のとおり映画館でおこなう結婚式。

二人の趣味が映画鑑賞だったり、「初デートが映画館だった」なんてカップルにオススメです。

大きなスクリーンを使ってムービーを流せば迫力満点！

お気に入りの映画をイメージして会場を飾ると、より本格的な雰囲気になりますよ。

映画の試写会や映画祭のように全員で集合写真を撮るのもアリですね。

水族館ウェディング

子どもから大人まで人気の高い水族館。

色とりどりの魚が泳ぐ幻想的な空間で結婚式ができるのは、水族館ウェディングならでは。

水族館によっては、

・トンネル型の水槽の下で泳ぐ魚を眺めながら挙式

・ショーをおこなうプールの前で一般ゲストに祝福されながらの挙式

などができるところもあります。

酒蔵ウェディング

お酒好きの新郎新婦には、酒蔵ウェディングはいかがでしょうか。

酒蔵ならではの演出として、樽酒の「鏡開き」や二人からゲストへ「ふるまい酒」をするのもいいですね。

ワイン好きならワイナリーでの結婚式もGOOD！

3 チャンスがあれば実現可能！？

宇宙ウェディング

数年前に発表され話題を呼んだ「宇宙ウェディング」。

ロケットに乗って地球から約100キロ以上離れた宇宙空間で挙式するというもの。

費用はなんと、2億円超えとか！

夢のあるプランですが、残念ながら現在では行っていないようです。

将来的には宇宙ウェディングが身近になる日も来るかも！？

機上ウェディング

宇宙ウェディングは現実的にちょっと無理・・・ですが、空の上で挙げる結婚式ならチャンスがあるかもしれません。

新郎新婦とゲストが飛行機に乗り込み、上空に上がったところで挙式スタート。

ゲストと一緒に1時間半ほどの遊覧飛行を楽しみます。

その後は空港に戻って近くの会場で披露宴パーティーを開催。

機上ウェディングは、航空会社が「就航○周年記念」や広報の一環として企画するもののようです。

そのため、常に申し込みができるものではありませんが、募集のタイミングが合えば応募するのも面白いかもしれませんね。

気を付けたいポイントは？

斬新でユニークなオリジナルウェディングですが、ひとつだけ注意しておきたいポイントが「ゲストへの気配り」。

ゲストによっては、二人が選んだテーマに馴染みがなかったり、一緒に参加することが難しかったり、といったケースもあります。

例えば、酒蔵ウェディングでアルコールが苦手なゲストがいたり、運動会ウェディングで体力に自信のないゲストがいたり・・・。

ですので、

・酒蔵ウェディングなら、お酒が飲めないゲストにも配慮してソフトドリンクも何種類か用意しておく

・運動会ウェディングでは、スポーツが苦手なゲストや年配ゲストには審判役や応援役をお願いする

などの気遣いができるとベター。

ゲスト全員が結婚式を楽しめるように工夫すれば、きっとみんなの心に残る結婚式になりますよ。