授かり婚の場合、妊娠中に新婚旅行に行くタイミングはいつ?注意点は?
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おめでたいことが重なった「授かり婚」。
マタニティで行くハネムーンは、赤ちゃんと一緒に3人で旅行しているような気分を味わえそうですね。
でも、妊娠中の体の負担を考えると、新婚旅行へ行く時期は慎重に決めたいもの。
新婚旅行に行くタイミングと、どんなことに注意したらいいのか見てみましょう。
妊娠中にハネムーンへ行くタイミングは?
もし、妊娠中にハネムーンに行くなら、安定期と言われている「16週から27週」くらいに行くのが良いと言われています。
妊娠初期は、つわりがひどい人もいますし、流産の可能性もある時期。
逆に8~9ヶ月の妊娠後期になると、お腹がぐっと大きくなって動くのが大変になってきます。
16週くらいからの安定期に入ると、つわりがおさまる人が多く、流産の確率も低くなると言われています。
それに、それほどお腹も出ておらず動きやすいので、もしハネムーンに行くなら、この時期が良いと言われるんですね。
ですが、「安定期=安全」というわけではありません。
自覚があまりなくても、妊娠中の体は普段と違って疲れやすく、ちょっとした変化にも影響されやすいんです。
では、妊娠中に新婚旅行に行くには、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?
かかりつけ医に相談する
妊娠中に新婚旅行に行く場合は、妊娠の経過が順調で、母子ともに健康なことが第一条件。
いくら体調が良いからと言って自己判断はせず、まずは普段通っている産婦人科の医師に、ハネムーンを検討していることを相談しましょう。
ハネムーンに行く直前にもきちんと健診を受け、医師の診断を仰ぎます。
ただ、その日の健診で順調でも、妊娠中は何が起きてもおかしくないもの。
医師も「行っても絶対に大丈夫!」とまでは言い切れませんよね。
医師のアドバイスを慎重に検討して、体調を第一にハネムーンに行くかどうかを決めるようにしましょう。
飛行機に乗るのに医師の診断書が必要な場合も
時期によっては飛行機に乗るときに、医師の診断書が必要になることもあります。
事前に書類を作成してもらう必要があるので、かかりつけ医には早めに相談するのが良さそうですね。
移動時間が短い場所を選ぶ
普段ならなんともない移動も、妊娠中は体への負担が大きいもの。
短い移動時間で行ける旅行先を選んだり、途中で休憩をはさんだりして、疲れにくい旅にしましょう。
エコノミークラス症候群に気をつけて
旅行中はどうしても乗り物に乗る機会が増えますよね。
飛行機などで長時間同じ姿勢で座っていると、下半身が圧迫されて血流が悪くなり、血の塊「血栓(けっせん)」ができやすくなります。
できた血栓が肺の静脈を詰まらせてしまう疾患が、「エコノミークラス症候群」です。
聞いたことのある人も多いかもしれませんね。
妊婦はエコノミークラス症候群になりやすいと言われています。
飛行機や新幹線、車での移動中は、エコノミークラス症候群を防ぐために、
・水分をこまめに取る
・座ったままにならず、1、2時間に一度は立って歩く
・座ったままできる足のストレッチをする
・体を締めつけない、ゆったりとした服装をする
などを心がけましょう。
産婦人科の場所を調べておく
旅先でもしも体調が悪くなった場合に、すぐに診てもらえるように、旅行先にある産婦人科を事前に調べておきましょう。
助産院や個人がやっている産院だけでなく、できたらNICU(新生児集中治療室)がある大きな病院の場所も調べておくと安心ですよ。
母子手帳を持参しましょう
ハネムーンには必ず「母子手帳」を持参するようにしましょう。
もし旅先で病院にかかることがあった場合に、母子手帳があると、妊娠の経過が分かるので、診察に役立ちますよ。
もちろん「健康保険証」も忘れず持参し、もし何か処方されている薬があるのであれば、「お薬手帳」も持っていきましょう。
ゆったりとしたプランを立てる
新婚旅行はあれもこれもと欲張りになってしまいそうですが、体を第一に考えて、あまり予定を詰め込みすぎないようにしましょう。
疲れてしまったらすぐにホテルに戻って休憩するなど、ゆとりのある旅行プランを心掛けます。
ホテルによっては
マタニティプランがあることも
妊娠中は、足がむくむ人が多いですよね。
旅行中の疲れを癒すマタニティエステなどのサービスを提供しているホテルもありますよ。
張り切って一日中観光に出かけて疲れてしまわないように、ホテルでゆっくり過ごす楽しみ方を見つけるのもGOOD。
また、妊娠中は食中毒に気を付けるために、お刺身などの生ものを控えたりしますよね。
事前に妊娠中であることを伝えれば、食事メニューを変更してもらえる場合もあります。
一度ホテルに相談してみると良いですよ。
まとめ
「授かり婚」の場合、妊娠中にハネムーンに行くなら、安定期の「16週から27週」に行くのが良いと言われています。
妊娠中は本人が思っている以上に体への負担が大きいものです。
・移動時間のかからない場所を選ぶ
・かかりつけ医に相談する
・旅先の産婦人科の場所を調べておく
・ゆったりとしたプランを立てる
など工夫をしつつ、妊婦の体調を第一に考えたハネムーンにしましょう。
お腹の赤ちゃんが大きくなった時に、ハネムーンの写真を見ながら、「一緒に行ったんだよ」なんて思い出話ができると良いですね。
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