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結納返しの品物、オススメは?実際に贈った人の費用もチェック!

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机に置かれたプレゼントを持っている様子

公式インスタグラムはじまりました!

男性からの「結納」に対して、女性がお返しをする「結納返し」。

最近では「結納返し」として、普段使いできるような品物を贈る人が増えているようです。

具体的には、どんなものがあるのでしょうか?

定番アイテムから「こんなのもアリ!」というものまで、人気の理由とともにご紹介します!

INDEX

「結納返し」って何?している人の割合は?

結納では、男性から女性へ「結納品と結納金」が贈られます。

結納に対する返礼として、女性から男性へ結納返し品や現金を贈ることを「結納返し」と言います。

「関東式」の結納返し品例

「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」では、結納をおこなったカップルのうち、【65.4%】が結納返しをしていることがわかりました。

多くのカップルが、地域や家の伝統にしたがい結納返しをおこなうようです。


一方、結納返しをしない例では、結納返し分をあらかじめ差し引いた額の結納金を渡したり、結納金をふたりの結婚資金に充てたりすることも。

また、結納返しをおこなわないという地域もあるようです。


結納返しの内容は、大きく分けて「関東式」、「関西式」の2種類が知られています。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

結納返しってなに?絶対しないといけないの?する場合の相場やマナーについても解説!

結納返し品って具体的にはどんなもの?

近年では、伝統的な結納返し品ではなく、現金のみを贈る場合や、普段使いのできる品物を贈ることも増えています。

実際に結納返しをした人に用意したものを聞いたところ、このような回答に。

現金のみの結納返しをおこなう場合については、こちらを参考にしてくださいね。

結納返しを現金でする場合の相場は?渡し方にマナーはあるの?

続いて、予算も確認しておきましょう。

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結納返しの品物の予算はどれくらい?

結納返し品の金額について、実際に贈った人の費用を見てみましょう。

品物によって値段に差はありますが、「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、

5~10万円未満 17.6%
10~15万円未満 18.9%
15~20万円未満 14.9%
20~25万円未満 10.8%

という結果に。

結納へのお返しなので、予算については、結納でいただいたお金や品物の金額とあわせて考えることも大切です。

また、【品物と現金を組み合わせてお返しをする場合】と、【品物のみでのお返しの場合】とがあるため、品物の金額にもばらつきが出ます。

地域によっても結納返しの金額に差が出る

結納返しの金額の全国平均は、【44.8万円】ですが、首都圏では【62.3万円】で、関西圏では【35.0万円】と地域差が大きく出ています。

一般的に、関東より東では、いただいた分の半額ほどを返す「半返し」、関西より西では「1割返し」や「なし」の場合もあります。

地域や家によって、目安となる結納返しの相場が違ってくるので、確認しておきましょう。

それでは、結納返しに贈るのにぴったりの品物を紹介します!

1 定番!腕時計


37.8%が贈っている定番の品物!
数万円から100万円までと幅広い価格が魅力

まず、結納返しの定番としてご紹介したいのが「腕時計」。

実際に結納返しで品物を贈った人のうち、全体の1/3強にあたる37.8%の人が腕時計を選んでいます。

人気の理由は、「いつも身に着けられる」「ずっと使える」「実用性が高い」など。

国内ブランドのものから海外高級ブランドまで、タイプやデザインもいろいろあります。

価格帯も数万円~100万円ほどと幅広く、予算にあわせて選べるのも、支持される理由かもしれません。

なかには彼と一緒に選んだという人も。
時計選びの時間も、楽しい思い出になりそうですね!

2 これも定番!スーツ・礼服


地域によっては腕時計よりも人気。
相場は10万円~50万円あたり

腕時計に続いて定番なのが「スーツ・礼服」。
23.0%の人が選んでいます。

北海道や東北地方の一部など、地域によっては腕時計より多く贈られていることもある人気の品。

スーツや礼服が選ばれる理由は主に3つ!

スーツや礼服が選ばれる主な理由は、3つあります。

1 昔のしきたりにのっとって
2 仕事でスーツを着るから
3 正装する機会にそなえて

1つめの「昔のしきたりにのっとって」とは、どういうことでしょうか?

正式な結納返し品のひとつに「御袴料(おんはかまりょう)」があります。

あまり聞きなれない言葉ですね。

「御袴料」とは、「袴」とあるように、もともと男性の袴を仕立てるためのお金でした。

その言葉の由来にのっとって、現代ではスーツを贈ると考えられているのです。

2つめの理由、「仕事でスーツを着るから」は納得ではないでしょうか?

仕事で使うなら、いくらあっても困りませんからね。

3つめの「正装する機会にそなえて」は、主に礼服を選ぶ場合の理由です。

礼服はスーツと違ってフォーマルな場でのみ着るもの。

色もスーツより濃いのが特徴です。

若い男性などで、礼服を持っていない場合は喜ばれるかもしれません。

そのほかには、
「腕時計は予算オーバーで・・・」
「定番なのでご両親に受け入れてもらえそう」という理由も。

スーツにもいろいろありますが、結納返しでは、「オーダースーツ」や、「高級ブランドスーツ」を選ぶケースが多いようです。

せっかくの機会だから、普段よりも仕立ての良いものを選びたいところ。

ちなみに、価格はブランドにもよりますが、10万円~50万円が相場です。

スーツを贈りたいけど、結納返し当日までに間に合わない!

こんな場合どうすればいいのでしょうか?

そんなときは、結納返しのときに「目録」という贈り物リストへ「スーツ一式」と書き、後日お渡しする旨を伝えれば大丈夫。

スーツ現物の代わりに、オーダーメイドをしてもらうための「仕立券」を贈る方法もあります。

3 PC・一眼レフカメラ


記念品らしさに欠けるので、贈る際は事前に相談を。
予算はPCの場合、スペックによって変わるが、ノートタイプなら5~15万円あたり

最近では、パソコンやカメラなどを選ぶ人も増えてきました。

「『腕時計』も『スーツ』も普段身に着けない彼だから、せっかくなら今後の生活に役立つものを」というのが主な理由。

「欲しいものを聞いたら、パソコンだった」という人もいます。

一眼レフカメラについては、

「将来子どもが生まれたら、きれいな写真を撮りたい」
「新しい家族写真を撮るため」

といった理由で選ばれているようです。
結婚という新しいスタートにぴったりですね。

ただし、パソコンなどの電化製品を贈るときには注意点もあります。

ひとつめは、電化製品は本来「消耗品」ということ。

腕時計のように一生使えるものではないので、「記念品らしさ」はあまりないかもしれません。

また、結納返しの品物として、時計やスーツほど定番ではありません。

そのため、相手のご両親には驚かれてしまうことも・・・。

贈る場合は、事前に相談したり、なぜ選んだのか、理由を伝えたりするほうが良さそうです。

4 バッグ・靴・スーツ小物


予算はそれぞれ次のとおり。
バッグ:数万円~40万円
靴:3万円~20万円ほど
スーツ小物:2万円~

バッグ

バッグの魅力は、普段の生活に使えるところ。

腕時計を身に着けない男性や、スーツをたくさん持っているという男性におススメです。

金額の目安は、数万円~40万円ぐらい。予算に合わせて選べます。

仕事用に上質なビジネスバッグを贈るのもアリかもしれません。

結納返しにオーダーメイドの靴を贈ったという人もいます。

靴にもいろいろありますが、結納返しで贈るなら、やはりフォーマルな場で使える「革靴」がおすすめ。

相場は3万円~20万円ほどです。

一緒にオーダーメイドの靴を作りに行くのも楽しそうですね。

スーツ小物

結納返し品として昔からよく選ばれているのが、「ネクタイピン」や「カフス」などのスーツに合わせる小物。

選ぶなら、男性が自分では買わないような、高級ブランドのものが良さそうです。

結納返しとして贈る場合、

ネクタイピンは2万円~
カフスボタンは4万円~

ぐらいのものがオススメです。

基本的にスーツほど高価でなく、その上で記念品らしさもあるのが良いところ。

予算に余裕があれば、セットで贈るのも素敵です。

5 新生活に必要なもの


堅実的なカップルは新生活に役立つものを購入!
ただ、結納返し本来の意図から逸れるので事前に相談を

家電や家具、インテリア用品を購入したという声もちらほら。

「せっかくなら、これからのふたりの生活に役立つものを」
と選ぶパターンです。

堅実な考えですね。

ただ、「ふたり」で使うものは、「結納返し」の本来の意図からは、ずれてしまうかもしれません。

「結納返し」はもともと「結納に対するお礼」として、基本的に「男性」に贈るもの。

ですので、新生活でふたりで使うものを贈るときは、相手だけでなく、相手のご両親にもあらかじめ説明しておくのが無難です。

こんなお返しもあり?

万年筆

筆記具は「長く使える」、「実用性が高い」、「見た目の美しさ」を理由に贈られることが多いようです。

お店や万年筆によっては、「名入れ」といって、名前を刻印することもできます。

相手の名前を刻印して贈ると、記念品らしさがUPして、さらに喜ばれそうですね!

印鑑

結婚後、新居の購入や自動車ローンの契約など、なにかと使う機会の増えそうなアイテムがこちら。

「実印」「銀行印」「認印」をセットで贈ったり、上質な象牙の「フルネーム実印」を作ったりなどケースは色々。

両親からすすめられて選ぶことも多いようです。
実用的で長く使えるところがポイントですね。

趣味で好きなもの

男性が趣味で使うもの、ほしいものを選ぶケースもあります。

ゴルフセットや釣り道具などがその例。

定番ではありませんが、相手の希望のものなら、かならず使ってもらえそうですね。

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人

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まとめ

結納返しにおススメの品物をご紹介しました。

定番の腕時計からゴルフセットまで、いろいろありましたね。なにかヒントになるものはありましたか?

最近では、結納の形式が簡単になるにつれて、贈る品物も多様化してきました。

品物選びのポイントは、「男性が気に入ってくれるか」「結納返しとしてふさわしい『記念品感』があるか」の2点です。

相手の希望やライフスタイルをふまえつつ、相手のご両親からも喜ばれるものを見つけられるといいですね。

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