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結納後、結納品は処分していいの?

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窓の外を眺める女性

公式インスタグラムはじまりました!

結納が無事に終わってホッと一息。

自宅には、相手方からいただいた美しい結納品セットが。
でも、ちょっとかさばる・・・。

「結納がすんだら処分していいの?」
「どう処分すればいいの?」

普通のプレゼントではないだけに、迷う人も多いようです。

今回は、受け取った結納品の保管と処分について、詳しくご紹介します!

INDEX

結納品は処分していいの?処分の時期は?

「結納品ってそもそも処分していいもの?」

大切な結納の記念品だからこそ、ギモンに思う人もいると思いますが・・・
処分しても、問題はありません。

ただし、処分する時期は決まっています。

基本的に結納品は、「結婚式が終わるまで飾っておくもの」。

結納品が飾られている様子

すぐに捨てず、飾っておかないといけないんですね。

ただ、
「結婚式はだいぶ先なんだけど、ずっと飾っておかなきゃいけないの?」

という人は、結納後数日~1ヶ月程度飾ったあと、一旦片づけてOK。

結婚式が近づいたら、また飾り直し、式の当日まで飾ったままにします。

その間にお祝いに来るゲストがいたら、ぜひ結納品を披露しましょう。

家の中で写真を撮るカップル

結婚式まで終わったら、結納品は処分して問題ありません。

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処分の前にすることとは・・・

「結婚式がすんだら処分しても大丈夫」

と言われても、結納品は相手側からの心のこもった贈り物。処分をためらう人もいると思います。

実際、全部まとめて処分してしまうのはもったいないんです。

なぜなら、中には今後も使えるものがあるから。

処分してしまう前に結納品を整理してみるのがおススメです。

まず、結納品を

「処分するもの」
「使ってしまうもの」
「保管しておくもの」

の3つに分けましょう。

分け方の例をご紹介します。

結納品は地域によって呼び方が違う品もありますが、だいたい次のような感じです。

1 処分するもの

・熨斗(のし)
・金宝包(きんぽうづつみ)
・友白髪(ともしらが)
・水引(みずひき)
・白木台(しらきだい)

熨斗や金宝包、友白髪は、紐や紙なので処分してOK。

ただし、結納品の飾り紐である「水引」は、まとめてリメイクすれば別の使い道が。
後でご紹介しますね。

白木台は、白木という名前のとおり、ニスなどが塗られていない木材でできたもの。

白木台と結納品

あくまでも結納品として作られたため、実用には向いていません。

わざわざ白木で作るのは、「新品を用意しました」という意味合いもあるので、再利用はせず、処分しましょう。

処分の方法については、後でくわしく解説します。

2 使ってしまうもの

・勝男節(かつおぶし)
・寿留女(するめ)
・子生婦(こんぶ)
・お酒

勝男節や寿留女、子生婦は食品なので普通に食べられます。
料理などに使いましょう。

鰹節で取った出汁

お酒については、結納の当日に、その場でいただくこともあります。

3 保管しておくもの

・目録
・末広(すえひろ)
・高砂(たかさご)人形
・塗りお盆
・結納箱
・風呂敷

ひとつずつ見ていきましょう。

・目録
目録は相手からいただいた結納品の一覧が書かれている「結納品リスト」です。
記録のためにも取っておきましょう。

・末広
末広は白い扇子。
結婚式など、慶事(お祝いごと)の席で身に着けることができます。

・高砂人形
縁起物なので、ケースに入れて、家に飾ると良さそうです。

実際の高砂人形

・塗りお盆
結納用の塗りお盆には脚がついているものが多いですが、脚をはずすと普通のお盆として使えます。

・結納箱
結納品が入っていた結納箱は、ある程度の大きさがあれば、衣装ケースとして再利用できます。

・風呂敷
風呂敷は、一枚あるとなにかと便利です。

結納品を包む風呂敷


いかがでしょうか?
意外と使えそうなものがありますね。

もちろん、上に挙げた例のとおりにしなくても大丈夫。

家の収納場所や、すでに持っているものなどとあわせて考えながら分けましょう。

【処分方法1】神社に持ち込む

処分するもの・しないものが分けられたら、次に処分方法を見てみましょう。

まず、食べられないものであれば、神社に持ち込むのがベストです。

神社の鈴

神社で処分する(正しくは「納める」と言います)方法は主に次の2つです。

・お焚き上げ(どんど焼き)
・結納品清祓い

一般的なのは、「お焚き上げ」。

お札やお守りなどと同じように、焼いてもらう方法です。

地域によって呼び方は違いますが、「どんど焼き」も「お焚き上げ」のひとつ。

「どんど焼き」とは、お正月明けにしめ縄やお正月飾り、古いお守りなどを燃やす行事です。

町の年中行事になっている地域も多いよう。

タイミングが合う場合は、「どんど焼き」に持って行っても良いかもしれません。


他の処分方法として、「結納品清祓い(きよはらい)」を行ってくれる神社もあります。

「焼くことはできないけど、処分する人に災いが起こらないようお清めします」ということですね。

お清め後は、一般の廃棄物として処分してもらえる場合と、自分で持ち帰る場合があるようです。

たくさんの紙袋を持つ人

自分で持ち帰って処分する場合は、自宅でゴミに出します。
その方法は後ほどご紹介しますね。


なお、神社によっては、「お焚き上げ」や「清祓い」をしていない場合もあります。

また、お焚き上げに関しては、お札やお守りはOKでも、結納品は断られるケースも。

ですので、神社へ持ち込みたい場合は、

・結納品を納められるか
・(納められる場合)持ち込み方法

を事前に問い合わせるとスムーズです。

事前に問い合わせをする女性

近くに神社がなくても、全国には郵送で受け付けている神社がありますので、探してみてはいかがでしょうか。


ちなみに、「お焚き上げ」や「清祓い」の費用は、だいたい2,000円から5,000円ほど。

この料金は、「初穂料」(はつほりょう)とも呼ばれます。

費用が気になる人は、こちらも事前に問い合わせておくと良いですね。

【処分方法2】兄弟に譲る

続いては「兄弟に譲る」方法です。

横に座って一緒に資料を見る兄弟

「結納品って使いまわしていいの?」
とびっくりする人もいるかもしれませんね。

一部の地域では、兄弟が結納品を使いまわす「福分け」とよばれる風習があるそうです。

「良いご縁がつながるように」
「仲が良い夫婦の結納品は縁起が良いから」

というのが理由。

しかし、これはあくまで一部の地域。
一般的に結納品は「使いまわしはしないもの」と考えられています。

結納品を受け取る側が、「福分け」の風習を知らなかったり、馴染みがなかったりしたら、使い回しの品は良く思われないかもしれません。

ですので、結納品を譲るのは、

「両家ともに『福分け』に理解がある」

という場合以外、控えたほうが良さそうです。

【処分方法3】ゴミに出す

「神社に納めるのは難しい。
かといって、人に譲る『福分け』の風習もない。
どうしよう・・・」

そんなときの最後の手段が、「ゴミに出す」。

カラフルなリサイクルボックス

流れは次のとおりです。

・他のゴミとは分ける
・塩をふって清める
・感謝の気持ちを込める
・白い紙や布に包む

相手の気持ちがこもった結納品。
ゴミに出すことになっても、丁寧におこないたいものですね。

「水引」はリメイクして飾りに

最後に結納品を「リメイク」する方法を紹介します。

結納品それぞれに飾られている「水引」。

ゴールドとシルバーの水引

これは、まとめて「リメイク」して、新たに飾りをつくることができるんです!

人気なのは、羽子板へのリメイク。

お正月飾りとしてリビングや玄関に飾る人が多いようです。

自分でリメイクするのはちょっと難しそうなので、ここはプロにお任せするのが正解。

リメイクサービスを行っている結納品専門店にお願いしましょう。

水引でリメイクした羽子板

費用は、大きさや組み合わせる数にもよりますが、数万円程度。

気になる人はぜひチェックしてみてください。

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まとめ

結納品の処分についてご紹介しました。

結納品は、結婚式が終わるまでは保管しておくものです。

結婚式が済んだら処分してよいですが、目録や末広など、中には「取っておいたほうがよいもの」「今後も使えるもの」もあります。

処分する場合は、神社に納めるか、難しい場合は丁寧に捨てましょう。

せっかくの結納の記念品ですから、処分する場合でも、最後まで心のこもった扱いをしたいものですね。

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