Setting

セッティング

爪留め

爪留めとは、石座や腕に付いた爪によって石を留める方法です。爪の形状、数に様々な種類があります。

彫留め

彫留めとは、座金の穴の周りを彫り起こしたばりを爪として、穴に石を留める方法です。彫り方、石の数、彫り留めの周囲の紋様など様々な種類があります。

立て爪(ソリティア・プロングセッティング)

中央にダイアモンドが1個だけとめられたリングをソリティア(仏語:ソリテール)=立爪といいます。立ち上がった爪で宝石をとめる婚約指輪の代表的なスタイルです。6本爪が一般的ですが、4本や8本のものもあります。爪の頭の形は、丸、三角、四角があり、爪の外側は甲丸状、しのぎ付き、平面などになっています。爪の大きさには流行があり、1950~60年代は小さく、1970~80年代は大きくなり、1990年代以降はまた小さくなっています。

テンションセッティング

テンションセッティングは、立て爪や石座がなく、リングの上部で宝石のガードル部を挟み込む石留めです。地金がとぎれた部分に、弾性張力を利用してダイアモンドを挟み込みます。